インプラントとは
インプラントは、失った歯を補うための義歯治療の1つです。歯を失った顎の骨に、「インプラント体」と呼ばれる人工歯根を埋め込み、骨とインプラント体が結合したら人工歯をかぶせます。顎の骨に直接固定されているため、お食事や会話をスムーズに行うことができ、入れ歯がどうしても合わないという方にもおすすめです。また、ブリッジのように装着のために両隣の歯を削ったり、部分入れ歯のように金具で周囲の歯に負担をかけたりすることもないため、周囲から義歯だと気づかれることがなく、残った歯を健康に維持できるのも特長です。
関口歯科医院では、開院からずっと世界的にも信頼性の高いスイスの「straumann」社製のインプラントを使用しています。
インプラントの特徴
入れ歯 | ブリッジ | インプラント | |
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見た目 | 部分入れ歯の場合、隣の歯に金具をかけて装着するため、金具が目立ちます。目立たない入れ歯は自由診療となるため、治療費が割高になります。 | 保険診療では銀色の歯科素材を使うため目立ってしまいます。自費診療で白く自然な見た目に仕上げることもできますが、治療費が割高になります。 | 天然歯のように白く自然な見た目です。顎の骨とインプラント体を結合させるため、噛むことで顎の骨が刺激されて、骨がやせずに済みます。 |
噛みやすさ | 噛む力は天然歯の約半分程度。違和感を感じることが多く、歯ぐきやまわりの歯を傷めることも。使い続けるとすり減るため、調整や再製作が必要です。 | 天然歯より噛む力は弱いものの、しっかりと噛めます。隣の歯で支えているため、隣の歯がグラついたりむし歯になったりすると噛みにくくなることも。 | 顎の骨に直接固定するため、グラつくことがなく、天然歯とほぼ同じ強さでしっかりと噛むことができます。 |
他の歯への負担 | 部分入れ歯の場合、両隣の歯に金具をかけて装着するため、金具をかけた歯に負担がかかって、歯の寿命を短くしてしまうことがあります。 | ブリッジの土台は、両隣の歯を削って作るため、健康な隣の歯を削らなくてはいけません。そのため、その歯の寿命が短くなります。 | 顎の骨にインプラント体(人工歯根)がしっかり固定されるため、周りの歯に負担をかけることはありません。 |